モンハン新作の「百竜夜行(ひゃくりゅうやこう)とは?」元ネタと考えられる「百鬼夜行」との関係性。
こんにちは、小海(@koumiGAME)です。
今回はモンスターハンターライズの新PVで登場した、「百竜夜行(ひゃくりゅうやこう)」という単語について、元ネタを踏まえながら軽く掘り下げてみようと思います。
元ネタである、百鬼夜行(ひゃっきやこう)とは
別名「ひゃっきやぎょう」とも言い、主な意味は
「 夜、さまざまな怪異(かいい)のものが列をなして練り歩くこと。」
簡単に言えば、「夜に化け物が現れる。」といった認識でよいでしょう。
モンハンの世界でいえばモンスターですね。彼らが集まって行動するなんて、恐ろしい。。。
なぜ、その現象は起こるのか
百鬼夜行が起こる要因としては、
一般的に人々に捨てられた茶碗やお皿等の器物が、付喪神(つくもがみ)となって元の持ち主を探して都や町を徘徊するということが知られています。
さらに、遡ること約500~600年前の室町時代に、
「百鬼夜行絵巻(えまき)」という付喪神はもちろん、青鬼や赤鬼といった妖怪達が登場する絵巻物が描かれたことによって、
化け物が現れることが定番のイメージになったと考えられます。
↓ 具体的なイメージはこちら 「東京大学」
モンスターハンター世界との関連性
モンスターが大量に集まることは、50年前のように人間側にとって大きな被害が発生すると予想されます。
また、PVに出てきたキーモンスターである、「怨虎竜(おんこりゅう)マガイマガド」。
「怨」という字には「うらむ」という意味があるので、付喪神と同様に昔人々に捨てられたアプトノスやガーグァといった、人と共生していたモンスター達の魂が怨念となって集まった姿がマガイマガドなのかもしれません。
さらに、「マガ」という言葉は「禍(わざわいや災厄のこと)」という意味があり、ハンター達の本拠地である「カムラの里」に悪影響を及ぼす存在を示しているとも考えられます。
ゴア・マガラも周囲への影響が大きかったですもんね。
↓PVはこちら
さいごに
いかがだったでしょうか。全ては推測に過ぎませんが、まだ見ぬ新作を思い浮かべるのは楽しいものです。
ここまで読んでくださり、ありがとうございました!